株式会社はるやまホールディングス・ケーススタディ

AI活用の最前線にスポットライトを当てる企画
「AI導入のバックステージ」


今回は、販促の現場で弊社AIを利用しているアパレル企業、株式会社はるやまホールディングスにインタビューを行った。

 
Company Logo Banner.png
 

 

簡単に自己紹介をお願いします

マーケティング部の部長をつとめています。横山と申します。

SENSYとの出会いのきっかけを教えてください

2015年6月8日の日経新聞の記事に旧社名のカラフルボードさんの名前が出ていたのがきっかけです。その時はAIで何ができるとか全然イメージできてなかったんですけど、興味が湧いてそこに電話番号まで載っていたので電話してしまいました。

すごいご縁ですね(笑)

そこから渡辺社長と会って、お話しして。

その頃会社としても、膨大に蓄積されているデータがあったものの、いろいろなデータが混在している状態で、それを人の手で色々分析していたのですが、時間的な問題だったり、切り口の問題だったりと、行き詰まり感を感じていて。「これをAIでなんとか効率的にいい感じに解決できないか」と思ったのが始まりですね。

AIを使ってどんな取り組みをされていますか?

「はるやま」「P.S.FA」という2つのブランドで使用しており、販促DMのパーソナライズ化と送付先の最適化、それから、折り込みチラシの部数最適化をAIを使って行っています。

最初からそんなに取り組まれていたんですか?

いや。試行錯誤の上、結果が出てきて、だんだんできること、やりたいことが増えていった感じ。最初の構想とは違うけど「パーソナライズする」っていうコンセプトはブラさずやってきている。

自社のAI導入を振り返ってのご意見をお聞きします。そもそも「AIを導入するぞ!」となったらまず何から始めることをおすすめされますか?

経験から言わせてもらうと、みなさん、まずAIを理解しようとするところから始めるじゃないですか。あれは無理ですね。それより、自社の抱える何を効率化したいのか、あるいは何を最大化したいのか?課題に目を向け、AIで何の結果を出したいのか?を整理するところ、その社内コンセンサスを取ることから始めることが大切ですね。

 
Interviewee Photo 1.png
株式会社はるやまホールディングス・マーケティング部長・横山様

株式会社はるやまホールディングス・マーケティング部長・横山様

一番苦労されたことは?

うーん。社内への啓蒙かな。AIはなんでも答えを出してくれる魔法の何かだと思っている人が多かったからね(笑)

AIは実際は魔法でもなんでもなくてツールだからね。AIの技術の内訳を理解していくより「それを実際どう活用していくか?」「具体的にどんな結果を出すことに使うのか?」を社内へ説明していくことが大事だった。

今後、どんなことにAIを使ってチャレンジされたいですか?

短期と、長期でそれぞれやりたい取り組みがあります。短期的には、マーチャンダイジングの計画、在庫の消化率の向上、また、商品企画なんかに使うこと。長期的なところでいうと、SENSYの最大の特徴であるパーソナル人工知能という部分を生かして「お客様ひとりひとりのクローンとなれるAI」を作り、お客様の感情、環境をもっと把握して良いサービスが提供できるようにしていきたいです。お客様とのリレーションを変えていくことにAIを使っていけるといいなと。


最後に、これからAI活用へチャレンジする、したいと思っている方へ向けて横山さんが思う「AIと付き合うとは?」というメッセージをお願いします。

「AIは打ち出の小槌ではない」

AIは万能ではないぞ、と?

そうです。自分たちの普段の業務プロセスや、データをしっかり整理、可視化、把握して、いかにそれをAIへ反映していけるか?が正しいAIとの付き合い方だと僕は思います。AIは確かに賢いけど、それに投入する情報の整理を間違うと、解がそもそも変わりますからね。

AIの導入を長年試行錯誤してきたからこそのアドバイスをいただけたと思っています!横山さん、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

 
CB SiteManager