デジタル化の時代でも
 シニア層に買い物の喜びを感じてもらうために
個人に寄り添った通販カタログを作る、その方法とは。

Nov 8, 2022

株式会社髙島屋

髙島屋様は、2018年頃から通販カタログ事業でSENSYとの取り組みを開始しました。今回は、取り組みをリードされている渋川様にお話を伺います。

まずは、SENSYとの取り組みを開始するまでの経緯を教えてください。

渋川賢志氏:はい。当社の通販カタログをご利用になるお客様は70代を中心とした高齢者なのですが、パソコンやスマホが使えずECサイトが利用できない、また体が不自由になり買い物にでかけるのが困難、さらには商店街の衰退や百貨店の撤退などで「買い物難民」になられる方がいる中で、髙島屋は同事業が社会的意義のある事業であると考えています。実際に、衣食住に関する約40種類のチラシや冊子が同梱されたカタログを1回配布すると、約20%の顧客が何らかの商品を購買してくださいます。ただ、我々としてはそこにあぐらを描いているわけにはいかないと。そこで、配布対象となる顧客全員にまったく同じセットのカタログを一律に配布する必要があるのだろうか、という疑問を持ちました。

以後、リクエストを頂いた方への限定公開としております。

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