黒木 隆之 | AI Researcher |

Since July 2018

自分がどう感じたかがヒントになってAIの精度が向上することがあったりします。

なぜSENSY?

前職ではエンジニアとして金融機関向けのデータ分析、システム開発を行っていました。そこで個人的に機械学習を勉強し、それを業務として立ち上げましたが、より専門的ににそちらをやりたくていろいろ会社を見ていたところ、SENSYと出会いました。SENSYが他のAIを扱う会社と違ったのは、SENSYの「一人一台のAI」を構築するというビジョンでした。クライアントと一緒にその先の「個」のためのAIを作るというコンセプトに非常に興味をひかれました。

今の仕事は?

現在は、SENSYの主力プロダクトであるSENSY MDの開発、検証に携わっています。自分自身でデータ分析をして、アルゴリズムを作り、社内のエンジニアの人たちとアルゴリズムをどのように動くようにするか日々議論していますね。あと、入社からPoCもやっていますが、そこでは社内の事業開発メンバーが吸い上げた顧客のビジネス課題を機械学習でどうやって解決するかを自分でアルゴリズムを考え、構築しています。目の前にある課題をやっているうちに、精度が上がるアイデアが生まれることもあり、今後は研究も進めていきたいですね。

やりがいを感じる瞬間は?

「クライアントの扱っている商品が自分が普段目にするものであったりするのですが、自分がやっていることが普段の生活の中で生きていて、自分の貢献というものを実感できるところですね。例えば、お店でどんな服を買おうか考えている時に、ふと自分が何を感じて何を選ぼうとしているかに気づくと、需要予測においてこういうアルゴリズムならいいのではないか、というひらめきがあったりして面白いです。生活と密接に関連していて、自分がどう感じたかがヒントになってAIの精度が向上することがあったりします。自分が良い仕事をすれば人の生活が豊かになるという実感に加えて、一通りデータ分析からアルゴリズム開発まで一気通貫で任せてもらえるのは面白いと感じています。

これから応募する人へのメッセージ

人から与えられるより、好奇心をもって自分から学んだり試したりできる人が向いているのではないかと思いますね。過去のやり方を踏襲するのではなく、興味をもって新しいことを試すことに楽しみを感じる人にはぜひ仲間に加わっていただき、一緒に議論したいですね。研究も大切な一方でAIを使っていかにビジネス課題を解決するかといったより実践的な仕事も多くあります。